沖底(2そうびき)の経営構造−日本型底びき網漁法の変遷−

著 者:松浦 勉
発 行:2008年10月15日
装 丁:A5判 上製本
価 格:3800円+税

本書は、沖底(2そうびき)の産業としての存在形態並びに存続条件に関して、漁業構造論及び沖合漁業論の立場から解明しようとするものである。
沖底(2そうびき)は、終戦直後には多くの県で大・小型の漁船が存在していたが、近年になると75トン・125トンと比較的大型船が島根県、山口県、愛媛県、岩手県の4県を主要地として存在している。このため本研究では主要地域すべてにわたり、漁業経営、産地市場形成、経営史、並びに業界動向等に関する実態調査を行っており、従来の沖合漁業研究の成果を踏まえ総合的な検討を行っている。
目次
第1章 沖底(2そうびき)のいちと漁業発展の特性 
第2章 経営の地勢的条件とその変化
第3章 漁獲の長期的観察と経営的諸元の変化
第4章 経営体の変遷」と経営構造の展開
第5章 総括
型番 ISBN978-4-89290-019-8
販売価格 4,180円(税380円)
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